いざ土地を購入しようと思っても、その方法が分からなければ前に進みません。人生で土地を探す機会は少なく、「どうやって探せばいいのか?」とお悩みの方も多いでしょう。
そこで今回は、王道と呼べる探し方から案外知られていない方法まで、土地探しの方法をご紹介します。
【1】不動産情報から見つける
大手不動産会社の情報を参考にして、自分の求める土地を見つけるという方は多いでしょう。
主に、不動産会社の情報サイトやフリーペーパーなどから、情報を手軽に見つけるという方法もあります。不動産会社の情報サイトを活用すれば、田舎や地方の小都市、または都心部など、全国至るところの不動産情報を調べることも可能です。
パソコンやスマホがあれば、検索条件を入力するだけで短期間かつ効率的に情報を入手可能です。
例えば、エリア検索なら都道府県から市区町村単位で検索できます。また、鉄道沿線から検索可能なサイトが多く、利用したい最寄り駅や通勤・通学時間から絞り込むことも可能です。
また、土地購入に関するQ&Aも合わせて掲載されているサイトが多いため、さまざまな疑問を解消しながら土地の情報を比較検討することができます。
パソコンやスマホからの検索は、現在では1番スタンダードな探し方でしょう。ただし、サイトごとに土地情報にも偏りがあるため、1つのサイトに限定せず、複数サイトを活用して探してみることをおすすめします。
【2】市の保留地を調べる
住みたい市区町村のホームページから、保留地を探す方法もおすすめです。
保留地とは、土地の区画整理が実施された際に、事業主体が取得した宅地です。事業費用の捻出などを理由に、一般の方に売却することがあります。その土地が保留地として、市区町村のホームページ上で検索できるのです。
検索エンジンで「○○市 保留地」「○○区 区画整理」と入力するだけで、市の保留地情報がヒットします。この方法を用いると不動産会社を介さずに済むため、仲介手数料も掛からず、分筆や測量に関する費用もありません。コスト面で大きなメリットがあり、少しでも費用を抑えて土地を探したい方におすすめです。
【3】地元の不動産会社を頼る
住みたい街に直接足を運んで、地元の不動産会社に探してもらうという方法もおすすめです。探す方法は、検索エンジンで「○○市 不動産」と入力すればヒットします。このときに、不動産会社の免許番号を調べましょう。
免許番号内に()内の数字があり、これが営業年数を意味しています。5年に1度は不動産売買の免許更新が必要です。最初の5年は()内の数字が「1」となり、これを5年後に更新すると「2」に更新されます。以降、5年の更新ごとに数字が増えてく仕組みです。そのため、免許番号を見ればおおよその営業年数が把握できます。
長く続けていれば続けているほど、地域に密着して事業展開する不動産会社だけに、地元でしか知り得ない独自の土地情報を持っています。全国展開している大手不動産では、なかなか見つからない土地と出会える可能性もあるため、時間のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。その地域を訪れることで街の雰囲気も味わえますし、Webやチラシだけでは分からない街の特徴やメリットなども見つかり、それなりの収穫が期待できるでしょう。
おわりに
今回は、土地選びにおける王道と呼べる探し方から、案外知られていない方法をご紹介しました。現在では、インターネットを利用して土地に関する情報も手軽に収集できますが、条件に合った土地を見つけ出すのはそう簡単ではありません。場合によっては足を使っての土地探しの方が有効かもしれませんが、焦らず自分に合った方法を見つけてください。
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