夏休みの自由研究のテーマは決まりましたか?もし、まだなら「光るどろだんご」を作ってみませんか?
ジャパンホームシールドが「土の世界」に親しんでもらうために開催しているイベントのなかで、大人気なのが「光るどろだんご」をつくる体験!その作り方を大公開します。ピカピカと光って、とてもカラフルできれいなどろだんごです。キットがあれば、1日で完成するので、夏休みの自由研究にピッタリです。
土の秘密を教えます
「光るどろだんご」の作り方をご紹介する前に、そもそも土とは何なのか?というところから、お話を始めたいと思います。ジャパンホームシールドは家が建つ地盤(=土)が安全かどうか調べる会社です。
だから土の専門家です。でも、家を建てる前に、どうして地面を調べるのでしょうか?その答えは、地面が弱いと、家が傾いてしまうからです。
いろんな色の土がある
地面の土には、どんな秘密があるのでしょうか?
土といえば「茶色」のイメージがあるかもしれません。実は土の色はさまざまで、含まれている成分によって、その色が変わってきます。例えば、火山灰からできた土は灰色や黒になり、成分のなかでも錆びた鉄が多いと赤くなります。
土の中にあるものは?
土の中には、石、植物の根、水、空気などがあります。石と言っても、大きさはさまざまで、粒の大きさによって名前も変わります。
硬さと柔らかさの理由
砂場や砂浜などで、どろをさわったことがあるかもしれません。どろには、柔らかいどろと硬いどろがあります。その秘密は、土に含まれる水の量!土は水を含むと柔らかくなるという性質があります。
どろだんごはなぜ光る?
みんなは、砂場やお庭などで、どろだんごを作ったことはありますか?ここでご紹介する「光るどろだんご」は、普通のどろだんごではありません。粘土の球を削って色をのせて、磨いて、光る球体に仕上げていきます。
そして、なぜ光るのか?粘土の表面を磨くことで、もともと平べったい粘土の粒子がきれいに整列して、表面が滑らかになります。そうすると光が一定方向に反射して、光って見えるのです。
光るどろだんごを作ろう!
さあ、いよいよ光るどろだんごを作ってみましょう。目指すのは、ピカピカで、カラフルなどろだんご!
市販のどろだんごを作るキットもありますが、ここでは、INAXライブミュージアムで販売されている、キットを使用しています。
どろだんごの作り方
材料
- INAX 光るどろだんごキット
- 新聞紙などのシート(床や机などの汚れ防止)
- ウエットシートや除菌シート(どろだんごをさわったり、色付けのあとに手を拭くため)
- 平らなプレートやお皿(絵の具で使用)
作り方やレポート(印刷)
①準備
②削り
③色つけ
④乾燥
⑤磨き
⑥完成!
レポートにまとめてみよう
光るどろだんごが完成したら、レポートにまとめてみよう。自分が作ったどろだんごに名前をつけると愛着が湧いてきます。思ったことを自由に書いてね!
小学生低学年の方
最初に土を触った時はどう思ったかな?
どろだんごはピカピカになったかな?ピカピカにするために頑張ったことを教えてね。
色をつけたり磨いたり、何が一番楽しかったかな?楽しいと思った理由も教えてね。
この色を選んだ理由や、どろだんごをどうしてこの名前にしたのか書いてみよう。
小学生高学年の方
どろだんごの名前の由来や色を選んだ理由を教えてね。
どろだんごをピカピカにするためにどんな工夫をしたかな?
色つけや磨きがあったけど、楽しかったところや難しかったところ、初めて知ったことを書いてみよう!
自分のお家の土はどのくらい硬いと思うかまとめてみよう。
おわりに
みんな、上手に作れましたか?これで、夏休みの自由研究はバッチリですね。
ジャパンホームシールドでは、毎年土の不思議さや楽しさを体感できる、「土のふしぎ発見!光るどろだんご教室」を開催しています。イベントの詳細は、こちらの事後レポートからご覧ください。
ジャパンホームシールドは戸建住宅の地盤調査・解析、住宅検査を手掛ける企業です。 累計200万棟を超える地盤調査・解析実績は国内No.1。 住まいの安全・安心を追求し、住まいづくりに役立つ情報を発信いたします。